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世界一大きい果物、ジャックフルーツ (196号)

カテゴリー: 気になる食べ物 | 2011.06.10 Friday

 

木になるジャックフルーツ
 冬から雨季にかけてよく見かけるのがジャックフルーツ(標準語:カヌン/北部弁:バヌン)。植えると、「人の援助を得られる」「繁栄する」といわれる縁起が良い木なので、庭に植えている家が多い。

果実は面白いことに幹に直接ごろんとついているが、その大きさを見るとそれも納得。両手で抱えるほどのカヌンは、世界一大きい果物で、重いものだと40キロ前後もあるという。果物の王様といわれるドリアンと間違える人もいるが、ドリアンよりもずっと大きいし、イガイガは細かく丸っこいので痛くない。










ジャックフルーツ
 中の実はゴムのように弾力があり、水分をほとんど感じさせない。味は、「フルーツ風味のチューインガムみたい」なんていう人もいるが、ドリアンに比べれば匂いも強くなく抵抗なしに口に入れられる。とはいえ、苦手な人は苦手と聞く。まあ、無理して食べる必要はないけど、凍らしたら意外や意外、クセがなくなりアイスキャンディーのようにおいしくなるので、ぜひお試しあれ。また、乾燥させたカヌン・チップスはカリッとしていて止まらない味なので、こちらも食べる価値ありだ。

実の中には、繭サイズの種が1個ずつ入っているが、これは塩と茹でて食べる。ジャガイモのようにホクホクしていて小腹が空いた時に最適。また、北部タイでは、熟す前の小さなカヌンを野菜としてサラダやスープにして食べるが、熟す前のカヌンだと100g22カロリー、熟したものだと113カロリーあるカヌンは、喉の渇きや酔いざましに効果があり、目に良いビタミンA、エネルギーの素である炭水化物が多く含まれているとか。ちなみに、木は袈裟を染める染料にも使われる。(岡本)

 

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