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 回る托鉢人形 (222号) 

カテゴリー: 写真は語る | 2012.07.10 Tuesday

 

 写真は語る
 旧市街にあるジェットリン寺の境内で不思議な僧侶達に会いました。ずっと1か所だけをぐるぐる回って、托鉢をしているようなのです。もしかして、歩行瞑想の修行中でしょうか…?
 近寄って見てみると、なんと人形でした。よく見れば、手作り感溢れるお顔ですが、意外とリアルで、1人ずつ独特の個性があります。どこかの誰かさんと似ているかも!? 小さな子供も混じっていて、子供に頭を撫でさせるお父さんもいました。

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 このカラクリ人形が動く仕組みは水車です。水車といっても、モーターで回る仕組みで、参拝する人がいると本物のお坊さんによってスイッチが入れられます。そして、水車が回ると人形が回り、反対側の本堂の仏像には、水車を伝って聖水が降り注ぎます。だから、参拝に来た人達は、この水車に取り付けられた筒の中に、願いを込めた聖水を注いでいました。他では見ないちょっとユニークなお参り方法です。
 けっこう大がかりな装置ですから、制作にはそれなりの時間と費用が必要だったはずです。これを作ることもまた1つのタンブン(徳を積むこと)と考えられているのでしょう。
 この托鉢人形、4月のソンクラーン(タイ正月)に登場していました。今度はいつ会えるかな? (古川節子)

 

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