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やっぱりタイ時間 (237号) Mahout Diary

カテゴリー: メータマンからCHANG通信(象使い) | 2013.02.25 Monday

 

 毎日この写真を眺めてはエレファントホームを思い出します。
 日本に帰国して早1ヶ月。タイにいる時でさえ寒がりで冷え性だった私は、日本の寒さにはまだまだ慣れず、こたつに足を入れながらエレファントホームのマネージャーであるジョーに毎日電話をする日が続いている。
 電話での内容は、エレファントホームの近況(象や象使いのこと)やお客様の予約手配などが主だ。ひと通り仕事の話をしたら、後はタイ人お決まりの文句である「キットゥン……(会いたい、恋しい)」に続き、「日本はどう? いつチェンマイに戻る?」などといった会話がしつこいぐらいに繰り返される。「キットゥン・ムアンカン(私も会いたい、恋しいよ…)」なんて私も言ってしまうものだから、いっこうに会話が終わらない。
 そんな現実逃避もこのへんで終わりにして、そろそろ日本での活動を具体的に考えていかなければいけないなと思っていた矢先、「2013年タイフェスティバル東京」の出店募集が始まったのだ。
タイフェスティバルとは、タイ王国大使館の主催で行われ、東京だけではなく日程をずらして大阪などでも開催される。私は東京へ2回、大阪へ1回行ったことがあるが、開催場所はもはやタイ!といった感じで気軽にタイの雰囲気を楽しめる。タイレストランでタイ料理を堪能できる他に、タイ食材やタイ雑貨販売もあり1日そこにいても飽きないほどお店が並んでいるのだ。タイが好きな人はもちろんだが、誰でも気軽に立ち寄れて楽しんでいける雰囲気なのがいい。
 去年始動したボランティア団体「クワームプークパンガップチャーング(象との絆)」はおかげさまで多くの理解と協力を得ることができ有難いのだが、まだ何か活動できるくらいの資金が集まっていないのが現状だ。「象の博物館」をエレファントホームに作ろうという計画は、エレファントホームのオーナーであるサティエンさんやボランティア団体の仲間と練ってはいるもののまだ実行できるほどの資金がない。

今エレファントホームにはボランティアで2ヶ月間滞在している日本人の女性がいます。
 今年のタイフェスティバル東京は5月11日(土)と12日(日)に代々木公園で開催されるという。出店料は2日間でなかなかいい値段するのだが、出店すればこのボランティア団体の知名度を上げられるし、エレファントホームのことやタイの象の現状をそこで説明できるチャンスだと思った。今年は日本を中心に活動していこうと考えていた私は今年の出店に踏み切った。
 募集を知ったのは1月27日で、募集締め切りは2月8日とのこと。書類を揃えるのに十分な日数はあるが、早く準備をするのに越したことはない。営業許可証などはエレファントホームで準備してもらわなければならないため、早速翌日、ジョーに電話をしてタイフェスティバルに出店応募するための必要書類を揃えてくれと頼んだ。ジョーも前からタイフェスティバルには興味があったので、「即書類を揃えて申し込んでおくよ」と承諾してくれた。今思えば、この時に私がジョーに任せておけば大丈夫だろうと安易な考えをしてしまったのが事の始まりである。
 2月に入り、「そろそろ応募できた? 何か手伝うことはある?」とジョーに聞いても、「マイペンライ!(大丈夫!)」の一点張りだ。おそらくまだ何も準備していないなと薄々気付いていた私は、チェンマイで毎年タイフェスティバルに出店している人の連絡先などをジョーに教えたり、応募用紙のサンプルを送ったりしたが、全く音沙汰がない。2月7日の応募締切前日、胸騒ぎがした私はジョーにもう一度確認をした。「今から書類を揃える。もう時間がないから、間に合わなかったら来年応募しようね」との返事だった。この後の会話は皆さんの想像にお任せするが、久しぶりにタイ時間を体験した私が怒ったのは言うまでもない。それに対して、「なおが怒るの久しぶりに聞いたよ〜」なんて呑気なことを言ってくるものだから、私の怒りはますますおさまらない。
 しかし、応募でこんなに労力を使うとは思ってもみなかった。出店者発表は3月8日だ。これで出店できなかったらと考えるだけで胃が痛くなる。

(文・写真 by なお)
http://ameblo.jp/elephanthome
エレファントホームのお問い合わせ:
elephanthome@hotmail.co.jp (日本語)

 

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