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タイの象

カテゴリー: ちょっとディープな本紹介 | 2007.06.20 Wednesday

 

タイの象
めこん
桜田 育夫(著)
発売日:1994-03
おすすめ度:5.0


 象はタイ人にとって特別な動物。具体的にタイ人の暮らしにどう関係しているのか?  タイ人、タイの国と象との関わり合いをいろいろな面から取り上げて、タイの文化や社会、タイ人の心情を探る本。
 その切り口は様々で、ちゃ〜おでも特集した北タイの象センターの話や、カレン族の象使いの話もあれば、タイの国史で活躍した象たちの猛々しい話もある。興味深いのは、仏教と象に関わる文章で、お寺で見かける象のいわれや、チャードック物語(仏陀の過去世の物語)に登場する象の話で、象(特に白象)は過去世で仏陀の前身だったとされている。読み進めていくうちに、仏教徒であるタイ人の象に対する畏敬の念の深さはこの辺りから発しているのかーと納得できる。今度、タイで象に会ったら、ちょっと感じ方が違うかも知れない。  【編集部B】

(78号掲載)

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