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カンボジア絹絣の世界 アンコールの森によみがえる村

カテゴリー: ちょっとディープな本紹介 | 2008.05.24 Saturday

 





 著者の森本喜久男は1948年に京都で生まれた。20代前半で京都の手描き友禅工房に弟子入りしてそのキャリアをスタートさせ、75年に独立。そんな彼が東南アジアの織物に心奪われたのは83年、タイのラオス難民キャンプでのボランティアで訪タイした際に農村の織物に触れたのがきっかけだった。その後90年代半ばまでは東北タイを中心に活動、95年からはカンボジアに移り、翌年プノンペン郊外に「クメール伝統織物研究所(IKTT)」を設立。2000年にはアンコールワットで有名なシェムリアップに移転。「世界最高の美しさ」と評される絹絣(かすり)を織る女性達への支援だけでなく、自然環境の再生も含めた「カンボジア伝統織物の復興」に取り組んでいる。
 彼の半生・カンボジアの悲しい歴史・クメール王朝から伝わる独特の手法による絹絣という糸が紡ぐ織物復興の記録は読むものをどんどん引き込んでいく。この本を読んで興味を持った方は是非シェムリアップの「IKTTの工房やショップ」を訪ねてその目で見て欲しい。せっかくチェンマイからの直行便があるのだから。 【編集部K】

【クメール伝統織物研究所 http://iktt.esprit-libre.org/】


(121号掲載)

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