チェンマイ発・ちょっとディープな北タイ日本語情報誌CHAO『ちゃ〜お』は毎月10日、25日に発行。本文へスキップ

生き物!?みたいな野菜 マウック (バークア・プー)(232号)

カテゴリー: 気になる食べ物 | 2012.12.10 Monday

 

マウック (バークア・プー)
 地野菜が並ぶ定期市などでたまに見かけるこの毛むくじゃらの野菜。直径2センチから6センチくらいの大きさで、色は黄色。表面に2ミリくらいの長さのあたたかそうな毛がびっしり生えているから、まるで生き物のよう。動き出すんじゃないかとじっと見てしまう。
 一体どうやって食べるのか市場の人に聞いたところ、薄くスライスしてナムプリック(唐辛子のペースト)に入れるそうだ。試してみると、トマトのような酸味があるさわやかな味。でも、毛の部分はちょっと舌触りが悪い。
 別の食べ方は、一度炭火で炙って焦げ目をつけて皮をむき、ナムプリックに加えるというもの。ひと手間かかるが、なめらかになっておいしい。ナムプリック・ターデーンやナムプリック・ガピ、ナムプリック・ロンルアなどに合う。マナーオ(ライム)が高い季節には、このマクアプーを代用するそうだ。 (古川節子)

 

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健康になるご飯 ご飯を食べてもりもり元気

カテゴリー: 気になる食べ物 | 2012.09.25 Tuesday

 

ジャスミン米の酵素ごはん
 丼いっぱいに盛られたもっちもちの赤いご飯。見た目も味もお赤飯とそっくりで、とにかくおいしい! これが巷で噂の「長岡式酵素玄米」。健康に気をつけている人なら、この名前、聞いたことがあるのではないだろうか? 
長岡式酵素玄米とは、玄米と小豆を炊いてから、専用の保温窯でなんと3日以上も発酵させたご飯。発酵が3日、5日、1週間と進むほどに玄米の酵素が育ち、色はさらに赤く、もちもち感は増大する。日本米はもちろんだが、タイ米で炊くと独特の歯ごたえが加わり、日本米とは別の美味しさがあるらしい。
食べごろの酵素玄米は、ジャスミン米(タイ米の一種)とは思えないほど、一粒一粒がぷっくり膨らんでいる。この、玄米の中で増大した酵素が体内で働き、血中の毒素や脂肪分、宿便の排泄などを助けるのだそう。続けて食べることで身体に溜まった不要な物質が取り除かれ、肝臓や腎臓の負担が軽減された結果、抵抗力がUPする、という優れた健康食品なのだ。3か月食べ続けて長年悩まされたアトピーが治った、という人もいるとか。
 一度味わってみたい人や、できれば3食食べたいという人も多いだろうが、特別な塩や、独自の水・火加減が必要など、自分で炊くには手間がかかりすぎる…。そんな人はチェンマイで唯一、長岡式酵素玄米を提供しているレストラン「Green Days(地図F−5)」で、まずは味見をしてみて。手作りのお惣菜やみそ汁がついた定食やひじき丼は、タイ料理の刺激で疲れた舌や胃がほっと休まるやさしい味だ。また、お持ち帰りしたい人には一食(200g40B)で分けてくれる。チェンマイ定住者の方には、すでに「マイ飯釜(ジャー)」を持って「2キロください!」と買いに来るファンもいるそう。続けて食べると、その効能はまずはお通じにあらわれるというから、ちょっぴり楽しみ。おいしく食べて健康になりたい人はぜひお試しあれ。
 

 

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とろ〜り焼きバナナ (223号) BBQ Bananas

カテゴリー: 気になる食べ物 | 2012.07.25 Wednesday

 

焼きバナナ
 一言でバナナと言っても、タイには数十種類のバナナがある。その中で気になったのは、北タイで「グルアイ・ソム」と呼ばれるバナナ。中部では「グルアイ・ハックムック」と呼ばれている。グルアイ・ソムは市場でよく見かけるバナナ(グルアイ・カイやグルアイ・ホーム)に比べて、数倍の大きさがあり、皮の部分が角ばっている。

焼きバナナ
 なにより、このバナナの一番の特徴は、その食べ方だろう。皮ごと焼いて中身をすくって食べるのだ。網の上で炭火で焼くバナナはたいてい皮がむいてある。これはグルアイ・カイという別の品種。

焼きバナナ
  グルアイ・ソムは水分を多く含んだ果肉が非常に軟らかく、焼くと甘さと酸味が凝縮し、とろ〜っとしたカスタード状になる。市場であまり見かけないのは、実が痛みやすいため。現代っ子はあまり食べないようだが、年配の人には庭先のグルアイ・ソムをおやつに焼いて食べた記憶がある人が多い。昔ながらのデザートである。  (古川節子)

 

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マファイ Mafai (217号)

カテゴリー: 気になる食べ物 | 2012.04.25 Wednesday

 

マファイ
 ピンポン玉ほどの実が枝からぶら下がるようになり、暑いソンクラーン頃から少しずつ色づき始める。皮をむくと、中には半透明のマンゴスチーンのような実が数個入っている。口に入れると発酵したような甘い独特の味がし、種の周りに近づくにつれ酸味が出てきて、最後に歯の周りに渋みが少し残る。
マファイ
 カリウム、鉄分、カルシウム、ビタミンCが含まれている。喉をうるおし、痰に効果がある。(岡本麻里)

 

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ノーイノーン Noi Norn Fruit (215号)

カテゴリー: 気になる食べ物 | 2012.03.25 Sunday

 

ノーイノーン
 ノーイナー(釈迦頭)と形がよく似たこの果物、味もよく似ていて、アボガドのようなねっとり感と梨のようなざらざら感がある。
ノーイノーン
 赤く色づいた頃が食べごろで、種の周りの甘いとろりとした房状の果肉にほのかな酸味があり、まるでレア・チーズケーキのような味だ。大人の手のひらサイズの大きな実だから、1個食べるとおなかいっぱい。
ノーイノーン
 雨季の8〜10月頃に出回るノーイナーと違って、真夏のこれからが旬。市場などではほとんど出回らない珍しい果物だから、出会ったらラッキー!(古川節子)
 

 

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垂涎のキノコ、ヘット・コーン (205号)

カテゴリー: 気になる食べ物 | 2011.10.25 Tuesday

 

 シャキシャキ感がたまらないヘット・コーン・プルアック

 例年ならもうそろそろ野生のキノコは姿を消す頃だが、異様に長い雨季が続く今年はオークパンサーが過ぎても、ローカルな市場や道路脇の出店などで山から採ってきたばかりのキノコをまだときどき見かける。雨続きはウンザリだが、野生キノコ・ファンとしては文句ばかり言うわけにはいかない。

数ある北タイのキノコのなかでも、個人的に大好きなのがこのヘット・コーンだ。上品な味と独特のシャキシャキした歯応えの妙がたまらない。色、形状などさまざまな種類があるが、この手のキノコはどれもシロアリの巣があるところに生える。それが美味しさの秘密だと勝手に思い込んでいるのだが、自然の神秘に属することだから、ほんとうのところはよくわからない。巣周辺の土は粘着質のことが多く、採取してからすぐにキノコの柄の部分に付着した土を洗い落としておかないと、いざ料理するときになって面倒なことになる。


ヘット・コーン・ダムにこびりついた土
 野生のキノコは気まぐれなので、食べたいときにいつもあるとは限らない。ヘット・コーンを見かけたら、条件反射的にその場で買い求めることにしている。先日、ターク近くの国道沿いでヘット・コーン・ダム(傘の色が黒っぽい種類)の屋台を発見! 急停車して何はともあれ、すぐさま購入。さらにメーソットの街の市場で、今度は珍しいヘット・コーン・プルアック(シロアリの巣の奥深くに根を下ろす種類)と遭遇…・・・となれば、お値段のほうはちょっと高めでも、やっぱり見逃すわけにはいかない。当然ながら、その晩は、スープも炒め物もヘット・コーンづくしの「幸せな味覚」に酔い痴れることになった。(高橋 敏)

 

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世界一大きい果物、ジャックフルーツ (196号)

カテゴリー: 気になる食べ物 | 2011.06.10 Friday

 

木になるジャックフルーツ
 冬から雨季にかけてよく見かけるのがジャックフルーツ(標準語:カヌン/北部弁:バヌン)。植えると、「人の援助を得られる」「繁栄する」といわれる縁起が良い木なので、庭に植えている家が多い。

果実は面白いことに幹に直接ごろんとついているが、その大きさを見るとそれも納得。両手で抱えるほどのカヌンは、世界一大きい果物で、重いものだと40キロ前後もあるという。果物の王様といわれるドリアンと間違える人もいるが、ドリアンよりもずっと大きいし、イガイガは細かく丸っこいので痛くない。










ジャックフルーツ
 中の実はゴムのように弾力があり、水分をほとんど感じさせない。味は、「フルーツ風味のチューインガムみたい」なんていう人もいるが、ドリアンに比べれば匂いも強くなく抵抗なしに口に入れられる。とはいえ、苦手な人は苦手と聞く。まあ、無理して食べる必要はないけど、凍らしたら意外や意外、クセがなくなりアイスキャンディーのようにおいしくなるので、ぜひお試しあれ。また、乾燥させたカヌン・チップスはカリッとしていて止まらない味なので、こちらも食べる価値ありだ。

実の中には、繭サイズの種が1個ずつ入っているが、これは塩と茹でて食べる。ジャガイモのようにホクホクしていて小腹が空いた時に最適。また、北部タイでは、熟す前の小さなカヌンを野菜としてサラダやスープにして食べるが、熟す前のカヌンだと100g22カロリー、熟したものだと113カロリーあるカヌンは、喉の渇きや酔いざましに効果があり、目に良いビタミンA、エネルギーの素である炭水化物が多く含まれているとか。ちなみに、木は袈裟を染める染料にも使われる。(岡本)

 

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このオレンジ色の果物は枇杷(びわ)? 

カテゴリー: 気になる食べ物 | 2011.04.10 Sunday

 

 マプラーン

 ソンクラーン前になると市場に並ぶのが、このオレンジ色の果物。田舎へ行けば、見上げるような大きな木に鈴なりになっているのを見かけることができる。

一見、びわのようだけど、表面はつるっとしているのが特徴だ。これはマンゴーの仲間の「マプラーン」(北部弁:バパーン)というもので、英名で「プラム・マンゴー」と呼ぶ。その名前の通りジューシーで爽やかな甘味がある。

 皮をむいて食べるが、熟したものは手でも簡単にむける。ビタミンAが豊富。

マプラーンの木
 マプラーンに似ている果物に「マヨン」(マヨンチット)というものがあるが、こちらは酸味が加わって甘酸っぱいのが特徴。マプラーンは少し皮がべたべたするので旨く食べないと喉がイガイガすることがあるが、マヨンはそれがなく食べやすい。(岡本)

 

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地元のリンゴはアップン・ムアン(189号)

カテゴリー: 気になる食べ物 | 2011.02.25 Friday

 

 アップン・ムアン

今の時期、田舎へ行くとアップン・ムアンという紫色のフルーツがたくさんなっている。テニスボールより一回りほど小さく、ナスのような弾力がある。中は白い細胞のようなものが張り巡らされ、熟した柿の種の周りみたいにぷにゅっとした食感があり、ほんのり甘く、どちらかというと品種改良されていない自然の味。

熟したものは手で割って押し出す。

 完熟したものは手で割れるが、そうでないものはべとべとした白い液が出てくるので、皮を1センチぐらい分厚く剥いて食べよう。

ちなみに英語名はスターアップル。市場に時々出るので、味見してみては?(岡本)

 

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ロンコン(177号)

カテゴリー: 気になる食べ物 | 2010.08.25 Wednesday

 

ロンコン
この季節、市場にたくさん積まれているのがロンコン。
小さなジャガイモがぶどうの房のようになっているのが特徴だ。
今年は天候不順のため、北部名物のラムヤイ(龍眼/ロンガン)があまりなかったためか、南部名物(主に)のロンコンがひと際目立っている。
ロンコンは両手の親指でギュッと押すと、皮が割け、中から乳白色・半透明の実が顔を出す。中はニンニクのように分かれていて、それぞれに種が入っている(ないのもあり)。
ほどよい甘さでさっぱりしていて、とてもジューシーでいくらでも食べても飽きない味。
ビタミンC、カルシウム、リンが含まれ、骨や歯を丈夫にする効果あり。

そっくりだけどランサート
ロンコンは数年前までは高価で、ロンコンとそっくりのランサートという果物のほうが安くて求めやすかったが、今ではロンコンも手頃なのでこの季節に味わいたい。
ちなみに、ランサートは酸味が少しあり、プロテイン、繊維、鉄分、リン、ビタミンB1、2、C、炭水化物が含まれている。どちらもおいしいが、ランサートは皮から白いベトベトの液が出るのが玉にきず。(O)

 

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